森林公園に河津ザクラ植樹 亀山LC、不織布でシカ対策 三重

【亀山】亀山ライオンズクラブ(田中寛一会長)は7日、三重県亀山市加太梶ケ坂の亀山森林公園「やまびこ」で、河津ザクラとヒトツバタゴの植樹と、公園内の清掃活動を実施した。

同クラブは、地域社会貢献を理念にこれまで、市内の清掃活動や、市が管理する公園に植樹やベンチを設置のほか、薬物乱用防止啓発活動などの活動を展開している。

この日は、田中会長(66)ら会員25人が参加し、高さ約50センチの白い花が咲く、ヒトツバタゴ(モクセイ科)10本と、約80センチの河津ザクラ10本を植樹した。また、河津ザクラの木の横にシカ対策として、忌避剤の入った赤色の不織布をつり下げた。

同クラブ事務局は「『やまびこ』にはこれまで、河津ザクラやソメイヨシノなど百数十本植樹し、シカ対策用の防護ネットを設置してきたが、破られるなどの被害で枯れた木もある」とし、「シカ対策に有効な赤色の不織布にした」と話していた。