水墨画や書など180点 四日市市民大学熟年OB作品展 三重

【四日市】三重県の四日市市民大学熟年クラス修了生でつくる30期会(松村介会長)は7日、同市安島の市文化会館第3展示室で「第7回作品展」を開いた。会員有志20人と講師3人の水墨画や書道、陶芸、俳句、俳画、銅板工芸の6部門と自由作品合わせて約180点を展示している。8日まで。

季節を詠んだ俳句や絵を添えた俳画、仏・パリ郊外の風景を墨の濃淡で生き生きと表現した水墨画「モンマルトルの街」、細密に刻んだ銅板工芸「富嶽三十六景(田子の浦)」、手びねりやろくろで成形した茶わんや皿などの陶芸、行書体でしたためた漢詩の額装などが並ぶ。

また、趣味の革工芸作品や己書などと、会員らの活動を紹介する会誌も展示されている。松村会長(73)は「講師の指導の下、発表を楽しみに研さんに励んだ成果を見ていただきたい」と話していた。