幹線道路でごみ拾い 亀山市ごみダイエットサポーターら「クリーン作戦」

【道路脇に捨てられたペットボトルなど拾う参加者ら=亀山市辺法寺町で】

【亀山】三重県亀山市と市から委嘱を受けた「ごみダイエットサポーター」(廃棄物減量等推進委員)は6日、クリーン作戦と題して、県道亀山停車場石水渓線の同市辺法寺町からアイリス町まで約2.5キロ間の沿道のごみ拾いを実施した。

同サポーター制度は、市民を対象に平成28年度に設立。一般生ごみの状況などを確認し、食品ロスやごみの減量化などに取り組んでいる。年3回程度、市内の公園や幹線道路でごみ拾いなどしながら、地域環境の美化活動を実施している。

この日は、サポーター5人と市職員ら計11人が参加。ビニール袋を手に持ち、使用済みマスクやペットボトル、空き缶など約70キロのごみを拾った。サポーターの伊藤晃さん(75)は「ほとんどが車からの投げ捨てによるもの」とし、「一人一人がポイ捨ては絶対駄目という意識を持つことです」と話していた。

市によるとこれまで、この幹線道路沿いには、木の茂みに冷蔵庫などの家電製品の不法投棄などもあったという。