手作りひな人形44点 亀山「エイド」の子どもら力作 三重

【手作りひな人形を作った子どもら=亀山市東御幸町のSC「亀山エコータウン」で】

【亀山】三重県亀山市関町木崎と同市東御幸町の2カ所で運営する「児童発達支援・放課後等ディサービス・エイド」(山本真司取締役)に通所する子どもらの「手作りひな人形作品展」が、同市東御幸町のショッピングセンター「亀山エコータウン」で始まっている。7日まで。午前10時―午後7時(最終日は午後4時)。

エイドには、4歳から高校3年生など男女計約50人が通所。ゲームや読書、畑で野菜の収穫体験などの活動を通じて、子どもらの成長の支援を行っている。

同展には、通所する43人が、飲料ドリンクの空きボトルを胴体にして、色を付けたペーパーナプキンで着物風に巻き付け、紙粘土で作った顔に目や口を描いた内裏(だいり)びな計44体が並ぶ。

小学五年生の小山颯月音さん(11)は「おひなさまの髪の毛を三つ編みにしました」、同学年の勝連貴星君(同)は「想像しながら作ったけど、うまくできた」と笑顔で話した。

山本取締役(40)は「作品展も今年で6年目になります」とし、「子どもらが一生懸命作ったひな人形を、多くの人に見てもらうことで、子どもらの励みにもなります」と話していた。