絵画や手芸、「己書」も 桑名で障害者作品展 三重

【多彩な作品が並ぶ会場=桑名市常盤町の市総合福祉会館で】

【桑名】三重県の桑名市障害者作品展(市在宅障害者デイサービス事業運営委員会主催)が2日、同市常盤町の市総合福祉会館で始まった。習字や絵画、工作、手芸、編み物、陶芸、生け花など多彩な作品267点が並び、会場を彩っている。4日まで。

作品は、デイサービスや作業所、小中学校に通う障がいのある人たち203人が手がけた。型にとらわれず自由に書く「己書(おのれしょ)」の色紙や、紙で作ったひな人形も並べられている。

作業所で作った自主製品の販売コーナーもあり、3、4日はパンやクッキーなどが販売される予定という。

主催する同運営委員会の細井五十鈴委員長は「障がいを持ちながらも、みんな楽しみながら仕上げた。ぜひ見に来てほしい」と来場を呼びかけた。