私募債8件受託 うち社会貢献型は6件 三十三銀

【四日市】三十三銀行は27日、私募債8件(7億4千万円)を受託したと発表した。公表分の内訳は、同行保証分が、不動産賃貸業「北村HD」(松阪市中央町)の1億円、旅館業「サン浦島」(鳥羽市浦村町)の1億5千万円、金属部品等製造業「藤井鉄工」(四日市市楠町)の5千万円、電気工事業「イノデン」(名古屋市緑区)の3千万円、通所介護施設の経営居宅介護支援業「カルミア」(岐阜県大垣市馬場町)の3千万円、金融ソリューション事業「ジャパンインベストメントアドバイザー」(東京都千代田区霞が関三丁目)の3億円。

本件受託分のうち「北村HD」「サン浦島」「藤井鉄工」「イノデン」「カルミア」など6件(3億9千万円)が「社会貢献型私募債『ともに、羽ばたく。』」での受託。同私募債は、持続可能かつ包摂性のある社会の実現に向け、同行が受け取る私募債発行手数料の一部(物品または金銭)を、SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に向けて取り組む組織・団体(学校や福祉施設、NPO法人など)に対して寄贈するもの。