会員7人が彫刻作品 鈴鹿市芸術文化協部会が展示 三重

【作品について説明する上原さん=鈴鹿市飯野寺家町のスズカ画廊で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の同市芸術文化協会彫刻部会は24日、同市飯野寺家町のスズカ画廊で会員7人による作品展を開き、彫刻作品を中心とした約35点を展示した。26日まで。

七人は市内の20―90代の彫刻家。長谷川八壽雄さん、福住瞳美さん、三村力さん、長谷川八兄さん、鈴木律子さんなど、いずれも市展の彫刻部門で市長、議長、教育長の3賞を5年以内に3回受賞などの実績を持つ。

これまでに制作した中から選んだ作品を1人4―5点ずつ出品。鳥獣人物戯画のカエルを模した木像、右手を顎に添えて思案する石こうの女性像、でんぐり返しの連続する動作を10体のパンダ像で表現した作品など、力作の数々が並ぶ。

出品者のうち、同市長太旭町の前川和司さん(74)は「彫刻は人の心に安らぎを与えることができる」、同市自由ケ丘三丁目の上原正廣さん(73)は「自分が気に入った作品を見つけてもらえれば」とそれぞれ話した。