河芸写真サークルなど2団体合同写真展 アスト津

【写真作品が並ぶ会場=津市羽所町のアスト津5階ギャラリー1で】

【津】三重県津市河芸町を拠点に活動する「河芸写真サークル」(太田邦郎会長)など2団体の合同写真展が23日、同市羽所町のアスト津5階ギャラリー1で始まった。50―90代の会員19人と講師の矢田新男さん(73)=同市河芸町=の額やパネル作品計74点を展示している。26日まで。入場無料。

日頃の成果を発表しようと年1回開催し、この一年の作品を中心に展示。今月中旬に急逝した元会員の馬路光一さんの遺作3作を合わせて展示した。

海女と高校生が楽しげに話す「笑顔」、白ギツネが赤いべんがらを子に塗りつける祭りの組み作品「無病息災」、着物の女性がトランペットを吹くモノクロ作品「奏でる」など貴重な一瞬をとらえている。

太田邦郞会長(79)は「楽しく写真を撮りましょうと皆でやっている。新しい仲間も募集している」と話した。