糖尿病予防食を調理 亀山で講習会、市民と看護学生ら 三重

【参加者らに調理の指導をする小林会長(右から2人目)=亀山市羽若町の市総合保健福祉センターで】

【亀山】三重県亀山市健康政策課は21日、同市羽若町の市総合保健福祉センターで、「健康づくりのための料理講習会」を開き、市民ら12人に交じり、県立看護大学3年生2人が実習生として参加した。

同講習会は、糖尿病の予防食と題して、市食生活改善推進協議会の小林文子会長と会員5人が指導。参加者らは、「たらのマスタード焼き」と「ひじきと小松菜のわさび和え」、ダイコンやニンジンなどを材料に「根菜ミルクスープ」など4品を調理した。

小林会長は「1日3食、毎日時間を決めて、規則正しい食事をすることが大切」とし、「野菜を多く取り、ゆっくりよくかむことに意識して、寝る前の食べ物は控えること」と促した。

70歳の女性は「75歳の夫が『糖尿病予備群』と言われているので、講習会で教えていただいたレシピを食卓の一品に加えます」と話していた。