丸昇建設を再び入札資格停止 三重県、元会長の再逮捕受け

中部空港沖の埋め立て工事を巡る官製談合事件で元会長が再逮捕されたことを受け、三重県は21日、丸昇建設(尾鷲市倉ノ谷町)の入札参加資格を22日から1カ月間、停止すると発表した。

県によると、同社元会長の小倉章弘容疑者(65)と国交省名古屋港湾事務所の元所長、藤田亨容疑者(61)は14日、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで愛知県警に再逮捕された。

県は先月31日、小倉容疑者の逮捕を受けて同社を今月1日から1カ月間の指名停止としたが、再逮捕を受けて改めて指名停止を出した。同社は橋の付け替えなど、2件の契約を県と結んでいる。