【四日市】三重県四日市市河原田町の四日市農芸高校でこのほど、「食品安全について考える」と題した県環境保全事業団の出前授業があった。食品科学科の2年生39人が、食品の安全管理についての知識を深めた。
県の事業「みえ食の“人財”育成プラットフォーム」の一環で開かれ、食品監査室の藤森仁さん(55)が講師を務めた。
藤森さんは食中毒などのハザード(危害要因)を把握し、食品の安全性を確保するための手法「HACCP(ハサップ)」を説明。生徒らはメモを取ったりしながら熱心に聞いていた。
授業を聞いた樽井那佳(ともか)さん(17)は「学校の授業でも習ったが、より詳しく学ぶことができて良かった」と話した。