江戸から平成のひな人形展示 亀山宿・関宿街道沿い80カ所 三重

【昭和のひな人形が並ぶ展示会場=亀山市関町新所の足湯交流施設で】

【亀山】三重県にある旧東海道の亀山宿・関宿街道沿いで、「東海道のおひなさま亀山宿・関宿」(同実行委員会主催・伊藤千恵委員長)が始まっている。3月5日まで。

両宿の民家や店舗、足湯交流施設など公共施設のほか、JR亀山駅や関駅を含む約80カ所に、江戸期から明治、大正、昭和のほか、平成のひな人形が展示されている。

【江戸期の「御殿雛」を紹介する橋爪さん=亀山市関町中町の自宅で】

一方、同市関町中町の橋爪市太郎さん(77)の自宅では、橋爪家に代々伝わる江戸時代の木製「御殿雛(ごてんびな)」や明治の頃の「掛け軸びな」、大正、昭和、平成のひな人形が公開されており、橋爪さんは、訪れた人らに、その時代時代のひな人形の特徴など説明している。

期間中の21―26日、同市東御幸町のSC「亀山エコータウン」では、市内の幼・保育園の園児らの手作りひな人形の作品展示もある。問い合わせは市観光協会=電話0595(97)8877=へ。