三重県産食材でドレッシング 松阪の辻製油が発売、マイヤーレモンとユズ

【「みえどれマイヤーレモン」(左)と「みえどれゆず」】

【松阪】三重県松阪市嬉野新屋庄町の辻製油(辻威彦社長)はこのほど、県産品を使ったドレッシング「みえどれシリーズ」の第1弾として「みえどれマイヤーレモン」と「みえどれゆず」の2種類を発売した。いずれも145ミリリットル、税込み432円。

購入ターゲットを30―60代の女性に設定し、手軽に利用できるようにペットボトル容器を使った。シリーズの最初は搾る技術を生かし、かんきつを採用。今後、アオサなどを活用していくという。

マイヤーレモンはレモンとオレンジの自然交配で誕生し、県が生産量日本一を誇る。御浜町産を使い、まろやかな酸味とほのかな甘みが特長。ユズは松阪市・大台町産を搾り、香りとうま味のバランスを取って仕上げた。

ラベルにはサラダ以外にも合う料理の写真を載せた。マイヤーレモンは豚しゃぶや唐揚げ、マリネ、ユズは納豆やカルパッチョ、湯豆腐を掲げた。

同社は「独特なかんきつの香りが、いつもは脇役のサラダを主役にします」とアピールしている。

スーパーや百貨店、県内お土産店の他、インターネットで販売する。松阪市内では同市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームやJR松阪駅に隣接するまつさか交流物産館などで扱う。