スマホ納税を模擬体験 JFL選手ら 桑名税務署員が説明

【スマートフォンを使った確定申告の手続きに挑戦する谷奥選手(右から2人目)と池田選手(左から2人目)=桑名市和泉のヴィアティン三重ファミリークラブで】

【桑名】16日から始まる確定申告を前に、サッカー・日本フットボールリーグ(JFL)のヴィアティン三重の谷奥健四郎選手(30)と池田直樹選手(28)が9日、マイナンバーカードとスマートフォンを活用した国税電子申告・納税システム「e―Tax」を模擬体験した。

両選手は桑名市和泉のヴィアティン三重ファミリークラブで、桑名税務署職員の説明を受けながら、スマホを使って申告書を作成した。マイナンバーカードを読み取ったり、源泉徴収票を撮影して自動入力させるなどして、10分ほどで手続きを終えた。

谷奥選手は「思っていた以上に簡単」と話し、池田選手も「簡単にできる。ぜひ利用してほしい」と呼びかけた。

これまで3回必要だったマイナンバーカードの読み取り回数が1回になり、青色申告決算書・収支内訳書がスマホで作成可能になった。

同署の西村浩司署長は「より便利になったスマートフォンでの申告を、ぜひお願いしたい」と話した。令和4年分の所得税の申告は3月15日まで。