季節の和菓子を作り試食 亀山高で講習会

【伊藤店主(中央)の指導で「イチゴ大福」を作る生徒ら=亀山市本町1丁目の県立亀山高校で】

【亀山】三重県亀山市本町1丁目の県立亀山高校で9日、和菓子講習会があった。総合生活科2年生で食物文化系列を選択している17人が参加。同市中庄町の和菓子店「生甘堂」3代目店主、伊藤正博さん(49)の指導で、季節の3種類の生菓子を作り試食した。

同講習会は、「地域と食生活」授業の一環。生徒らはもち粉にグラニュー糖、水を加えた生地に、白あんとイチゴを包み込んだ「イチゴ大福」と、白あんを練り求肥(餅)を加えた練り切りを、竹べらを使って春にふさわしい生菓子「初音きんとん」と「福梅きんとん」に仕上げた。

イチゴが大好きな櫻井萌々香さん(17)は「楽しく作れた。イチゴ大福がおいしかった」と話した。