スマホに慣れて楽しんで 亀山市シルバー人材センターが体験教室 三重

【参加者らにスマートフォンの操作を指導する伊藤講師(中央)=亀山市若山町の市社会福祉センターで】

【亀山】三重県の亀山市シルバー人材センター(竹井道男理事長)は7日、同市若山町の市社会福祉センターで、同センター会員を対象に「スマホ体験教室」を開き、20人が参加した。

同教室は、スマートフォンを使うことで、行政サービス手続きの簡素化や機能を理解し、楽しく使いこなせられるようになるのを目的に、ソフトバンクが協力。同社認定講師の伊藤瑞華さんら2人が、スマートフォンの機能の説明や使い方を指導した。

伊藤講師は「自分が使いたいアプリ(機能)を追加することで、活用範囲も増える」とし、「難しく考えずに、習うより慣れる、覚えるよりまずは楽しむこと」と促した。

参加者らは、実際にスマートフォンに搭載されている地図アプリを操作し、地図の見方のほか、音声マイクを使い、文字を打たずに話すことで文字入力ができるメールの仕方など体験した。

ガラケーを使用している林幹治さん(70)=同市関町市ノ瀬=は「そろそろスマートフォンに替えようかと思い参加しました」とし、「いろんな機能が使えて便利ですね」と話していた。