朝明が10連覇 ラグビー三重県高校新人大会

【決勝 後半32分、トライを決める朝明SH山川=スポーツの杜鈴鹿で】

ラグビーの県高校新人大会は最終日の4日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿で3位決定戦と決勝があり、決勝は朝明が四日市工を33―8で下した。10年連続の優勝。3位決定戦は昨年4位の木本が同3位の四日市農芸を31―19で退けた。

東海高校選抜(18―23日、スポーツの杜鈴鹿)の予選を兼ねて行った。東海4県から各県高校新人大会上位4チームが出場し、本県1・2位の朝明と四日市工は全国高校選抜(3月24日開幕・埼玉県)の東海地区代表を決めるAブロック、3・4位の木本と四日市農芸はBブロックに進出する。

朝明は前半12分のFL宮澤啓介のトライを皮切りに前半14得点。後半11分に四日市工CTB伊藤慎のトライ、同20分に四日市工SO上村純大のPGで一時点差を6点に縮められると、厳しいタックルで再び試合の主導権を奪い返し、後半から出場した伊藤魁人らがトライを重ねた。

東海高校選抜ではAブロックの上位2チームに入り、全国高校選抜出場を目指す。「チームを鼓舞したい」と決勝の試合終了間際自らトライを決めたSHの山川雄摩主将は「昨年よりチーム力は劣る。(東海大会まで)もっとフィットネスを鍛える」と話した。