赤鬼の桑名市長、防犯呼びかけ 児童にブザー配る 三重

【赤鬼にふんして、チラシと防犯ブザーを配る伊藤市長(左)=桑名市陽だまりの丘のおくしんでん公園で】

【桑名】節分の3日、三重県桑名市の伊藤徳宇市長が赤鬼に扮(ふん)して、市立大山田北小学校の児童らに、誘拐などの犯罪に巻き込まれないよう注意を呼びかけた。

大山田北小校区防犯ボランティアと桑名地域生活安全協会が実施するパトロール活動に参加。防犯ボランティアの五味季美枝会長(44)が黒鬼、協会の木地茂事務局長は青鬼に扮した。

伊藤市長は青色回転灯を付けた協会のパトロール車に乗り込み、同小を出発。途中、同市陽だまりの丘のおくしんでん公園では、下校中の児童や遊んでいる子どもらに、防犯のポイントをまとめた標語「いかのおすし」を記したチラシと、防犯ブザーやクリアファイルを配った。

受け取った3年の辻良多朗君(9つ)は「(伊藤市長からクリアファイルをもらって)うれしい。知らない人の車には、絶対に乗らない」と話した。