お城見庭園の樹木剪定 亀山のシルバーセンター会員ら 三重

【樹木の剪定をする会員ら=亀山市西町のお城見庭園で】

【亀山】三重県の亀山市シルバー人材センター(竹井道男理事長)は3日、同市西町のお城見庭園で、園内の樹木の剪定(せんてい)をした。同センター会員8人が参加した。

同庭園は平成15年、市民ら有志が「東海道亀山宿お城見庭園保存会」を発足。その後、会員らの高齢化により庭園の維持管理が難しくなったことで、同センターが地域社会貢献の一環として無償で管理している。この日参加者らは、同センター会員の内藤時光さん(75)=同市太森町=の指導で、マツやモミジの剪定とキンモクセイの枝払いのほか、ツゲの刈り込みをした。会員登録をして17年の安藤克己さん(81)=同市野村3丁目=は「マツの葉先が上を向くように見た目も気にしながら、丁寧に手で葉をむしりました」とし、「シルバー会員として、皆さんと一緒に作業できることは楽しくて、生きがいです」と話していた。