【鈴鹿】令和４年12月31日に人権擁護委員を退任した三重県鈴鹿市池田町の元小学校長山本陽子さん(70)と、同市大池３丁目の自治会長白藤和也さん(62)は27日、同市役所で、退任に伴う法務大臣からの感謝状を受け取った。
山本さんは平成25年10月から３期９年、白藤さんは平成29年１月から２期６年にわたり、それぞれ在職。２期以上の在任と人権啓発への功績が評価された。法務大臣表彰受けたのは県内で11人。
末松市長は「人権擁護は極めて重要な課題。長年尽力していただきありがたい」とあいさつし、２人に感謝状を伝達したほか、市からの記念品を手渡した。
感謝状を受け取り、山本さんは「退任して約１カ月がたち、今はほっとした気持と心に穴が空いた気持ち。みなさんの支えはあってここまでくることができた」、白藤さんは「人権擁護委員の経験を生かして、地域の人たちのためになる生活を送りたい」とそれぞれ話した。