地域発展へ協力体制強化 度会町と日本郵便 住民サービス向上 三重

【協定を締結した中村町長(中央)と日本郵便関係者ら=度会町役場で(同町提供)】

【度会郡】三重県度会町と日本郵便(本社・東京都)はこのほど、包括的連携に関する協定を締結した。両者が持つ人的・物的資源を有効に活用し、地域住民サービスの向上などを図ることを目的に、さらなる協力体制の強化を目指す。

町はこれまで、郵便局と防災や高齢者見守りなどで連携。協定締結により、今後も町内4郵便局や伊勢郵便局とともに、安心・安全な暮らしの実現や地域経済活性化、未来を担う子どもの育成、町内地域資源のPRなど5項目について協力して進めていく。

町役場で締結式があり、中村忠彦町長と伊勢郵便局の前川徹也局長、内城田郵便局の小林浩局長が協定書を交わした。

中村町長は「度会町の今とこれからを考えるパートナーとして末永く連携していきたい」、南伊勢地区連絡会の橋本真人地区統括局長は「郵便局のネットワークを生かし、度会町のお役に立ちたい」と述べた。