新名神の立ち往生解消 四日市JCT―甲賀土山IC

大雪の影響で25日未明から新名神下り四日市ジャンクション(JCT)―甲賀土山インターチェンジ(IC、滋賀県)間で続いていた立ち往生は発生から1日が経過した26日午前8時過ぎに解消した。

中日本高速道路によると、同区間の上下線は25日午前3時50分に通行止めとなり、これに伴い道路上に残っていた車両が複数区間で立ち往生の状態となった。立ち往生の区間は25日午後零時20分の時点で最大34・5キロに達した。影響は連結する名神高速大津ICから続いていたとみられ、立ち往生の総延長は最大約70キロにまで達していたとみられる。

立ち往生は一般道への誘導や除雪作業に伴い26日午前8時5分ごろに解消した。その他通行止め区間も同日中に解除の見通しとした。

ピークは過ぎたものの県内は前日に引き続き寒気に見舞われた。津地方気象台によると、四日市では午前6時50分ごろ、観測史上最低気温となるマイナス8・9度を観測。桑名と亀山でも1月の観測史上最低値を出した。

公立学校では18校が休校、98校が始業時間を繰り下げたほか、私立学校でも11校が休校、2校が始業時間を繰り下げた。