遊彩会がスケッチ展 津の美里ふるさと資料館で水彩披露 三重

【水彩画作品を紹介する豊田会長(右端)ら=津市美里町の市美里ふるさと資料館で】

【津】三重県津市を拠点に活動する水彩スケッチ同好会「遊彩会」(豊田陽男会長、会員12人)の「ふれあいスケッチ展」が、同市美里町の市美里ふるさと資料館で開かれている。70―80代の男女会員が描いた身近な風景や静物など25点を展示している。2月28日まで。月曜休館。

同会は平成23年に豊田さんを講師に愛好家で発足。季節に合わせて年間計画を立て月一回スケッチに出向いている。同所での展示は初めて。

専修寺、圓光寺など市内の寺院、美里町桂畑や伊賀街道長野宿など会場周辺の風景のほか、スイセンや赤大根など静物がある。

宇都宮健さん(72)=同市夢が丘=は「描いている時は無になれて気分転換になる」と魅力を話す。豊田会長(79)=同市安濃町=は「皆それぞれの感性で自由に描いている。自然を感じて英気を養ってもらえれば」と来場を呼びかけた。