稲生高生がeモータースポーツ体験 三重トヨペット

【シミュレーターで走行体験をする生徒=津市内で】

【津】三重トヨペット(津市上弁財町)は24日、同社研修センターとトヨタモビリティパーツ(同市垂水)で「eモータースポーツ体験会」を開いた。鈴鹿市稲生町の県立稲生高2年生27人が座学とシミュレーター体験で理解を深めた。

コンピューターゲームを使って対戦する競技、eスポーツを知ろうと、普通科情報コースの2、3年生が2回に分け来社した。

生徒は担当者からeスポーツの市場規模は年々拡大し2年後には3千億円規模の経済効果が見込まれることや、性別▽国籍▽障害の有無―などに関係なく楽しめるなどの説明を受けた後シミュレーターを体験。鈴鹿サーキットを再現したコースをレーサーさながらに走行し速さを競った。

中越彩さん(17)は「アクセルの加減が難しかったが楽しかった」、真弓隼さん(16)は「シミュレーターは自分がしたことのあるゲームよりリアルだった。eスポーツは知っていたが高い賞金が出たりすることは知らなかった」と感想を話した。