モトクロス世界王者のマシン登場 鈴鹿PAにホンダCRF450RW 三重

【モトクロス世界選手権のチャンピオンマシン(右)=鈴鹿市山本町の新名神高速道路鈴鹿PA「PIT SUZUKA」で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市とNPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会(畑川治理事長)はこのほど、同市山本町の新名神高速道路鈴鹿PA「PIT SUZUKA」の地域資源PRコーナーで、昨年のモトクロス世界選手権で世界チャンピオンを獲得した二輪マシン1台を展示した。2月13日まで。

展示車両はホンダ直系のチームHRC所属、ティム・ガイザー選手(スロベニア出身)が使用した「ホンダCRF450RW」。ガイザー選手は「2022 FIM モトクロス世界選手権」の最高峰クラス「MXGP」(排気量450cc)に参戦。全18大会のうち十大会で総合優勝し、計763ポイントで世界チャンピオンになった。

そのほか継続展示として、市内の「TEAM MITANI Honda」に所属する小川友幸選手が、二輪のトライアル競技で10年連続12回目の全日本チャンピオンを獲得したマシンも並ぶ。

展示を通じて市の地域資源の一つ、モータースポーツの魅力をPRするのが狙い。

同友の会は「オフロードモータースポーツの分野での活躍にも興味を持ってもらえれば」と話した。