プログラミングロボを体験 日の本クラブの児童ら鈴鹿工専生から学ぶ 三重

【児童(中央)にロボットの基盤に入力の仕方を教える生徒(右)=鈴鹿市白子町の鈴鹿工専で】

社会福祉法人「日の本福祉会」(四日市市松原町・福士英実理事長)が運営する、鈴鹿市内の放課後児童クラブ「日の本クラブ」に通所する小学1―6年生計19人は21日、同市白子町の鈴鹿工専で、プログラミングロボット体験をした。

体験は、昨年4月に児童らが鈴鹿工専電子情報工学科の生徒らとスマホゲームアプリ体験をしたことをきっかけに交流を深める狙いと、児童らに将来プログラミングなどに興味を持ってもらう目的で実施した。

この日は、同電子情報工学科4年生6人が指導し、パソコンのキーボードを使い、ロボットの基盤に前後に動く情報を入力し、基盤をロボットに取り付けた後、キーボードを打ち動作を確認した。

小学4年生の中川暁晴君(10)は「教えてもらった通りに入力したらロボットが動いた。楽しかった」、同工専4年生の黒川侑我さん(19)は「自分が小学生の頃は、パソコンに慣れていなかったが、いまの子どもたちの理解力の早さに驚いた」と話していた。