心に残る光景65点 伊勢写真愛好会が作品展 三重

【「思い出」をテーマに会員らが撮影した個性豊かな作品が並ぶ会場=伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で】

【伊勢】伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で21日、同市や近隣市町のアマチュア写真家らでつくる「伊勢写真愛好会」の写真展が始まった。29日まで。月曜日は休館。

同会では会員らが個々に活動し、自分のテーマに沿った風景やスナップ写真などを撮影。年2―3回ほど作品を持ち寄って写真展を開き、交流を深めている。

今回は「思い出」をテーマに60―80代の男性7人が65点を出展。桜や静岡県の祭り「大瀬まつり」と一緒に写した富士山、厳冬がつくり出した氷柱、さまざまな場所で切り取った鮮やかな紅葉、草競馬でポニーに乗る子どもを躍動感いっぱいに表現した作品などが並ぶ。元海上自衛官の出口和弘さん(75)が、現役時代に護衛艦「はるさめ」から撮影した臨場感あふれる写真も目を引く。

西野喜久郎代表(74)は「今回から新しい会員2人が入り、みんなの心に残る光景を展示したので見てもらえれば」と話した。