三重で2096人感染、8人死亡 新型コロナ

三重県は20日、ゼロ歳から90歳以上までの2096人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日連続で前週の同じ曜日を下回った。県内の感染者は延べ42万6945人となった。

感染者のうち80代男女4人、90代男女4人の計8人が18―19日に死亡したことも発表した。うち5人は新型コロナが死因、3人は別の死因だった。県内感染者の死者は878人となった。

13日までの1週間で28件のクラスター(感染者集団)が発生したことも発表。内訳は高齢者施設21件、医療機関6件、障害者支援施設1件。県内で発生したクラスターは509件となった。

新規感染者は前週同一曜日比で1516人減少。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は954・78人で、13日ぶりに千人を下回った。前週比は0・68倍で、6日連続で1倍を下回った。

20日現在の病床使用率は57・5%で、前日から1・9ポイントの上昇。6日連続で60%を下回った。入院中の感染者は11人増の334人で重症者は1人増の7人。宿泊療養者は1人増の71人となった。

新規感染者は津市で388人、四日市市で331人、鈴鹿市で236人、松阪市で203人、桑名市で139人、伊勢市で120人、伊賀市で104人、名張市で66人、志摩市で63人、亀山市で59人、いなべ市で49人、菰野町で36人、多気町と紀北町で29人ずつ、東員町と玉城町で28人ずつ、熊野市で26人、明和町で23人、川越町で18人、朝日町で17人、鳥羽市で13人、大紀町と尾鷲市で12人ずつ、大台町、御浜町、紀宝町、県外で11人ずつ、南伊勢町で9人、度会町で8人、木曽岬町で6人。