津田学園小児童、プロの演奏楽しむ 桑名、指揮者にも挑戦 三重

【指揮者を体験する代表の児童=東員町山田の町総合文化センターで】

【員弁郡】三重県桑名市の津田学園小学校は18日、芸術鑑賞教室を催した。文化庁の事業の一環で、東員町山田の町総合文化センターに中部フィルハーモニー交響楽団(愛知県小牧市)を迎え、全児童274人がプロの演奏に耳を傾けた。

モーツァルトの「フィガロの結婚」序曲に続き、弦楽器、木管、金管、打楽器の順に、特徴や音色が紹介された。5年生49人との共演もあり、ハンドベルやリコーダーなどを演奏する児童と一緒に、同校の校歌を披露した。

また、代表の児童2人が、指揮者に挑戦。児童が振るタクトに合わせて、ブラームス作曲の「ハンガリー舞曲第五番」が演奏された。体験した山田真央さん(6年)は「緊張したけど、楽しかった」と興奮気味に話した。