四日市の宅老所に助成金 SOMPO福祉財団「住民参加型福祉活動資金」

【贈呈書を手にする市川会長(前列左から2人目)と穴山支店長(同3人目)=四日市市高花平で】

【四日市】公益財団法人SOMPO福祉財団(東京都)は18日、三重県四日市市高花平の宅老所「いこいっこ」に、「住民参加型福祉活動資金」として助成金30万円を贈った。

いこいっこは、高齢者が気軽に集える場として平成17年に開設され、現在高花平地区内の3カ所で運営している。3カ所のうち高花平商店街の一角では、カフェを運営。助成金は、カフェで使う冷蔵庫の購入資金に充てる。

贈呈式が同宅老所であり、損害保険ジャパン三重支店の穴山将広支店長が、いこいっこの市川一衛会長(82)に贈呈書を手渡した。市川会長は「ありがとうございます。大切に使わせていただきます」と礼を述べた。

同財団は、いこいっこを含む7都県16団体に計469万円を贈る。県内では、津市の「子どもサロンANTO」も助成金を受ける。