三重1155人感染、1日は1771人 新型コロナ、12人死亡

三重県は2日、ゼロ歳から90歳以上までの1155人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日には1771人の感染を発表。県内の感染者は延べ37万5448人となった。

県は1、2の両日、感染者のうち70代から百歳代までの男女12人が死亡したと発表した。亡くなった時期は先月28日から同月31日にかけて。8人が新型コロナが死因、他の4人は別の死因だった。

うち70代の女性は感染判明後に自宅で療養していたところ、容体が悪化。救急搬送先の医療機関で31日に亡くなった。死因は新型コロナだったという。県内感染者の死者は715人となった。

2日の新規感染者は前週同一曜日比で1160人減少。3日連続で前週同一曜日を下回った。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は1052・39人で前週の0・93倍。24日ぶりに1倍を割った。

2日現在の病床使用率は52・1%で前日から0・9ポイントの上昇。7日連続で50%を上回った。入院中の感染者は前日比5人増の294人で、重症者は1人増の4人。宿泊療養者は2人減の86人となった。

新規感染者は津市で251人、四日市市と松阪市で133人ずつ、鈴鹿市で130人、伊勢市で70人、桑名市で64人、亀山市で60人、志摩市で51人、伊賀市で29人、名張市で27人、鳥羽市で24人、熊野市で22人、いなべ市で21人、県外で18人、菰野町で13人、東員町、明和町、尾鷲市で12人ずつ、多気町で11人、玉城町と紀北町で9人ずつ、大台町と大紀町で7人ずつ、御浜町で6人、川越町と南伊勢町で5人ずつ、朝日町と紀宝町で4人ずつ、不明で3人、度会町で2人、木曽岬町で1人。