桑名のエッチ・エム・イーが川崎の会社を傘下に 百五銀と日本公庫が融資

百五銀行桑名支店と日本政策金融公庫津支店中小企業事業はこのほど、エッチ・エム・イー(三重県桑名市、服部一彌社長)が行う事業承継を支援するため、協調融資をした。

同社は、主に半導体製造装置などに用いられるパイプラインの内面研磨を手掛けている。加工した製品は、取引先バルブメーカーを介して、大手半導体製造装置メーカーなどに供給されている。

今回同社は、後継者が不在だった、ペット用酸素室や酸素濃度計を販売するユニコム(神奈川県川崎市、岡部武雄代表)の株式を取得し、エッチ・エム・イーグループ傘下に置く。異業種分野への進出を通じて、さらなる業容拡大が期待されている。