四日市四郷高に大型扇風機 SDGs私募債活用、笠井土木と百五銀が寄贈 三重

【笠井社長(前列右から3人目)と生徒会役員ら=四日市市八王子町の四日市四郷高校で】

【四日市】三重県四日市市平尾町の笠井土木と百五銀行は1日、同行の百五SDGs私募債(寄付型)を活用し、同市八王子町の四日市四郷高校に大型扇風機2台を寄贈した。

同私募債は発行手数料の一部を使って物品を購入し、発行企業が指定する学校や団体などに寄付する。笠井土木の笠井良一社長(47)が母校の同校を寄贈先に選んだ。寄贈式が同校であり、笠井社長が生徒会の岡島誠弥会長に目録を手渡した。

大型扇風機は羽根径100センチで、体育館での部活動などで使用する。寄贈品は生徒会で選んだといい、岡島会長は「みんな安心して、部活動に取り組める」と礼を述べた。