地域の魅力、住民目線で発信を 東紀州地域振興公社がライター募集 三重

【熊野】三重県熊野市井戸町の東紀州地域振興公社は30日まで、地域住民の目線で観光情報などを発信する「東紀州観光ライター」を募っている。公社観光サイト「東紀州観光手帖」に載せる特集記事を書いてもらう。

公社によると、食や文化、自然などの情報発信を通じて地域の魅力向上を図ろうと、昨年に始め2回目。昨年は東紀州地域から5人を採用し、熊野古道や絶景などを紹介する計28本の記事が掲載されたという。

居住地域やライターとしての活動経験は問わない。7月1日―来年3月末までの間、約3本の特集記事を執筆する。1本当たり1500字以上、写真5点以上が条件。公開された記事1本につき2万円が支給される。

6月上旬までに書類審査や面接などを進め、同中旬には5人程度の採用者を決める予定。公社担当者は「それぞれの得意分野を生かした記事を作ってほしい。一緒に仕事するのを楽しみにしている」と話している。

サイト内の申込書に必要事項を記入し、公社に持参するか、郵送やメールで送る。問い合わせは公社=電話0597(89)6172=へ。