パールズが10周年 女子ラグビー、9人新加入

【支援者らを前にあいさつするパールズの斎藤久ゼネラルマネジャー=9日、四日市市安島の都ホテル四日市で】

三重県四日市市を拠点に活動する女子ラグビーチーム、PEARLS(パールズ)が2016年5月の設立から10年を迎え、10周年を記念するパーティが9日、市内で開かれた。

スポンサーや地元競技関係者、自治体関係者らに加えて、スーパーラグビー・チーフスのサイモン・グラフィスCEOら海外ラグビー関係者も参集。

出席者を前に斎藤久GMは「真珠のような輝きの中でパールズが進化発展し続けられるよう努力していきたい」と10年目の決意表明をした。

7人制の「太陽生命ウイメンズセブンズシリーズ」、15人制の全国女子選手権で優勝経験を持つ。日本代表も多く輩出し、今年も日本人最多キャップ数を誇る齊藤聖奈選手らが女子W杯代表候補に名を連ねている。

10シーズン目の今季は国民スポーツ大会を含めた国内三冠を目標に掲げて、2季ぶりにチーム復帰の7人制・15人制女子ニュージーランド代表サラ・ヒリニ選手を含む9人が加入。同選手の夫、コナー氏がHCを務める。主将はリオ・東京両五輪7人制代表の山中美緒選手。

6月21、22日に埼玉・熊谷市で第1戦が行われる太陽生命ウイメンズセブンズシリーズから公式戦がスタート。今月17、18日にはスポーツの杜鈴鹿で女子7人制ラグビーの「パールズ 10th アニバーサリーカップ2025」も開く。