競歩の園田(NTN)引退へ 11日に現役最後のレース

【園田世玲奈(NTN陸上競技部提供)】

NTN陸上競技部(三重県桑名市)は9日、女子35キロ競歩で2022、23年世界選手権代表の園田世玲奈(28)=滋賀県出身=が現役を引退すると発表した。11日に岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開かれる中部実業団対抗大会女子1万メートル競歩が現役ラストレースになる。

中京大(愛知)卒業後、NTNに入社。22年のオレゴン世界選手権から採用された女子35キロ競歩で頭角を現し、世界大会初挑戦の同大会で当時の日本最高記録の2時間45分9秒で9位。翌年のブダペスト世界選手権で2時間46分32秒で7位入賞を果たした。