
【尾鷲】三重県尾鷲市内の観光施設などをテーマ別に巡るスタンプラリー「尾鷲周遊パスポート―おわパス―」が1日、始まった。各テーマのスタンプを全て集め、地域ならではの絵を完成させる。
同市や尾鷲商工会議所でつくる「地域活性化協議会」が、市の魅力向上につなげようと、初めて企画。令和5年夏に市内を訪れた京都の大学生ら5人と連携し、新たな旅の形として提案する。
スタンプは、お魚いちばおとと(古戸野町)▽市総合交流施設「夢古道おわせ」(向井)▽海洋深層水の取水施設「アクアステーション」(古江町)―など市街地を中心に16カ所に設けた。
テーマは食、文化、祈り、絶景の4つで、各テーマで4施設ずつ振り分けた。市役所か尾鷲観光物産協会(中井町)で配布するスタンプ台紙を兼ねた「おわパス」のモデルコースを基に巡る。
おわパス(千部)がなくなり次第終了。市商工観光課の担当者は「大学生らが尾鷲の魅力を一生懸命考えてくれた。ゆっくりと周遊しながら、尾鷲の魅力を再発見してほしい」と話している。