
【熊野】七里御浜で8月17日に開く「熊野大花火大会」を前に、三重県の熊野市観光協会は4日夜、同市木本町の木本港と鬼ヶ城で花火を試射する。当日は周辺道路や港一帯で交通規制が行われる。
同協会によると、花火の色や形状などを確認する目的。同市有馬町の花火業者「和田煙火店」など3社が、実行委員会らの立ち会いの下、2・5―10号玉を計300発以内で打ち上げるという。
試射は午後6時半から約30分間の予定。当日正午―午後7時、鬼ケ城千畳敷「奥の木戸」と鬼ケ城西口を結ぶ遊歩道を通行止めに、花火打ち上げ中は木本港を立ち入り禁止区域に設定する。
また、海岸線から半径180メートル超を海上危険区域として、打ち上げ時に船舶などの進入を控えるよう呼びかける。関係機関との調整を踏まえ、予備日の11日か18日に延期する場合がある。
同協会の中平孝之会長は「本年度の花火に向けてプログラムを精査する大事な機会。お客さんを喜ばせる花火を打ち上げたい。周辺は交通規制をするが、ご協力お願いしたい」と話している。