三重県は26日、新型コロナウイルスの感染状況(17―23日)を公表した。一医療機関当たりの新規感染者は平均3・82人で、前週から10%の減少。2週間ぶりに減った。インフルエンザは平均0・99人で、2%減少した。
県によると、新型コロナの一日当たり新規感染者数は、前週より30人少ない240人と推計される。23日までの1週間で基幹定点の9医療機関に新規入院した新型コロナの患者は、前週比7人減の40人となった。
感染症対策課は「昨年末から横ばいだった新型コロナの患者数は、この4週間ほど緩やかな減少傾向にある。インフルエンザの患者も減少が続いている」としつつ「人の移動や会食が増える年度末の動向を注視したい」としている。