
【熊野】第70回記念全国私立高等学校女子ソフトボール選抜大会が26日、熊野市有馬町のくまのスタジアムで開幕した。開会式では三重(松阪市)など県勢2校をはじめ、28都府県の出場48校が入場行進した。
大会は日本私学ソフトボール連盟が主催し、市内開催は10年ぶり3度目。市と御浜町の計9球場で実施する。昨夏インターハイ優勝校の神村学園(鹿児島)のほか、県勢では鈴鹿(鈴鹿市)と三重が出場する。
開会式では、各校の校旗を背に、開催地から選手を代表して三重の山口琉泉主将が「一投一打気持ちを込め、相手に敬意を払い、最後まで自信と勇気を持って全力で戦い抜くことを誓います」と選手宣誓した。
式後、山口主将は「武器は堅い守備。塁に出た選手をみんなで返したい。予選2勝を目指す」と強調。鈴鹿の鈴木彩楽主将は「自分たちは打撃から良い流れを作るチーム。予選1位通過を狙いたい」と話した。
大会は27―28日、12ブロックで4校総当たりの予選リーグを展開。各ブロック上位2校を1部、下位2校を2部とし、29―30日、決勝トーナメントで各部優勝校を決める。決勝は両部とも30日午前10時半から。