路線バスにタッチ決済導入 三重交通、桑名エリアで31日から

【桑名】三重交通(津市中央)は31日から、同社が運行する桑名エリアの路線バス121両で、クレジット、デビッド、プリペイドなどのタッチ決済対応カードや、カードが設定されたスマートフォンなどによる乗車サービスを導入する。

同サービスは三井住友カード(東京都江東区)が提供する公共交通機関向けソリューション「steratransit(ステラトランジット)」を活用したもので、導入にはジェーシービー(東京都港区)、小田原機器(神奈川県小田原市)、QUADRAC(東京都港区)らも技術提供で協力した。

主な導入路線は名古屋桑名高速線や栄長島温泉高速線などの高速線やなばなの里線、市内循環線など。

三重交通では、既に導入している交通系ICカードに加えてタッチ決済可能エリアも順次拡大することで、訪日外国人をはじめとする多くの顧客が利用しやすい環境を整備する方針。