私募債15件受託 三十三銀、計19億7000万円 三重

【四日市】三重県の三十三銀行は25日、私募債15件(19億7千万円)を受託したと発表した。公表分の内訳は、同行保証分が、電気工事業「明光電気」(松阪市船江町)の5千万円、製造業「宏和工業」(四日市市北小松町)の3千万円、一般建設業「タカト住宅」(伊勢市村松町)の3千万円、段ボール製造業「ヤマニカートン」(多気郡明和町佐田)の5千万円、不動産業「東海不動産」(松阪市京町)の5千万円、不動産業「藤岡不動産」(愛知県北名古屋市鹿田花の木)の4千万円、その他サービス業「シラギ商会」(愛知県清須市西枇杷島町)の3千万円、時計・貴金属小売業「アイ・エム・シー・エイ」(大阪府大阪市港区弁天1丁目)の1億円、産業廃棄物処理業「田中浚渫工業」(大阪府八尾市南木の本5丁目)の2億円、飲食業「エヌ・イー・ジャパン」(奈良県奈良市西御門町)の6千万円、信用保証協会保証分が、その他サービス業「セネック・サービス」(愛知県名古屋市東区東桜1丁目)の3千万円、石油類卸売業「丸新石油」(愛知県名古屋市中村区高道町6丁目)の1億円。

本件受託分のうち「明光電気」「宏和工業」「タカト住宅」「ヤマニカートン」「東海不動産」「藤岡不動産」「アイ・エム・シー・エイ」「田中浚渫工業」「エヌ・イー・ジャパン」「セネック・サービス」「丸新石油」など12件(7億9千万円)は「社会貢献型私募債『ともに、羽ばたく。』」での受託。同私募債は、持続可能かつ包摂性のある社会の実現に向け、同行が受け取る私募債発行手数料の一部(物品または金銭)を、SDGsの目標達成に向けて取り組む組織・団体(学校や福祉施設、NPO法人など)に対して寄贈するもの。