風景や草花、人物描く 玉城町で「アトリエみずほ」作品展 三重

【色彩豊かに描いた作品が並ぶ会場=玉城町宮古のギャラリーボナール伊勢玉城館で】

【度会郡】三重県玉城町宮古のギャラリーボナール伊勢玉城館で、志摩市浜島町の美術講師、黒島瑞穂さん(80)が主宰する絵画教室「アトリエみずほ」の作品展が開かれている。30日まで。

「描くことが大好き」な志摩市や南伊勢町の60―80代の女性9人が、同市阿児町で開く教室に集まり、黒島さんのアドバイスを受けながら作品制作に取り組んでいる。

21回目となる同展には、「自分の気持ちに添う表現」をモットーに、生徒と黒島さんが制作した計43点を出展。旅先の思い出を描いた風景画や庭に咲く草花を切り取った水彩画、ひ孫を描いた人物画、布や紙、油絵の具を使ったコラージュ作品などが並び、訪れた人の目を楽しませている。

黒島さんは「それぞれの描きたいものを大切にした作品。個性を楽しんでほしい」と話した。