飯野高生徒ら1年間の集大成 絵画や衣服など、イオンモール鈴鹿で作品展 三重

【生徒らが制作した力作の数々=鈴鹿市庄野羽山4丁目のイオンモール鈴鹿で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市三日市町の県立飯野高校応用デザイン科2年生の授業作品展が21日、同市庄野羽山4丁目のイオンモール鈴鹿で始まった。絵画や衣服など計207点の力作を展示し、77人が1年間で学んだ成果を一般公開する。23日まで。

同科は2年のコース選択で美術、服飾デザイン、ビジュアルデザインの3コースを選択。さらに美術コースは日本画、油彩画、彫刻の3専攻に分かれ、各コースや専攻でそれぞれの専門知識を学ぶ。会場には自由課題で風景や人物などを描いた油彩画や日本画、結び織りの技法「ノッティング」で作ったミニラグ、自分が好きな曲のCDジャケットをパソコンで作画した作品、運動靴をモチーフにした木彫など1人1―3点の自信作を出品。

「残したい姿」など絵画2点を出品した美術コース日本画専攻の平井瑞穂さん(17)は「1年間の集大成として頑張り、自分が納得できる作品に仕上げた。色の重ね方や全体のまとまりなどを見てほしい」と話した。

展示担当の内川鮎美教諭は「作品を通じて表現された生徒たちの思いを感じてもらえれば」と話した。