少年消防クラブ、23人に修了証書 亀山市消防、地域防災の担い手に 三重

【修了証書授与式に出席したクラブ員ら=亀山市野村4丁目の消防庁舎で】

【亀山】三重県の亀山市消防本部は15日、同市野村4丁目の消防庁舎で、「令和6年度亀山市少年消防クラブ修了証書授与式」を開き、同クラブ会長の豊田賢治消防部長がクラブ員23人に修了証書を手渡した。

同クラブは平成24年度に発足。小学4―6年生児童を対象に、消防、防災に関する知識や体験を通じて、将来の地域防災の担い手の育成を図るのが目的。

本年度は、クラブ員らが消火や水防訓練、救命講習などさまざまな消防に関わることを学んだ。豊田会長は「この1年間学んだことを、友人や周りの人に伝えて、防火・防災の輪を広めてください」とあいさつした。1年間クラブリーダーを務めた、小学6年生の宮坂恭輔さん(12)は「卒団後は、クラブで学んだ知識を生かして、社会に貢献したい」と話していた。