
サッカーの第27回日本フットボールリーグ(JFL)が開幕した。県内から出場の2チームは9日、開幕戦を行い、ヴィアティン三重は東員町で行われたいわてグルージャ盛岡とのホーム戦を1―1で引き分けた。
アトレチコ鈴鹿はレイラック滋賀と敵地で対戦し、2―4で敗れた。58歳の元日本代表FW三浦知良はベンチ外だった。同チームのホーム開幕戦は16日で、鈴鹿市で横河武蔵野FCと対戦する。
全国のトップアマチュア16チームが11月までホーム&アウエー方式の2回戦総当たりで対戦する。成績要件などのJ3入会要件を満たしたチームにはJリーグへの道も開かれる。県勢2チームはいずれも県初のJリーグ入りを目標に掲げている。
昨季リーグ得点王のヴィアティン三重FW青戸翔(沖縄SVから移籍)は9日、LA・PITA東員スタジアムに集まった3503人の前で移籍後初ゴール。オウンゴールの1点を追う前半31分にシュートを決め、「多くの方が応援してくれ、三重にJリーグを誕生させたいという思いが強くなった」と話した。