25億円追加の最終補正予算案 三重県が発表 3月4日本会議に提出

三重県は27日、県税収入の増加や公共事業費の確定などを受け、一般会計に約25億9200万円を追加する本年度の最終補正予算案を発表した。3月4日の県議会本会議に提出する。

県によると、歳入では物価高に伴って地方消費税の収入に113億9200万円を追加。国からの追加配分が決まったことから、地方交付税で48億1900万円を増額する。

歳出では、将来の借金返済に備える県債管理基金に69億7800万円を積み立てる。これにより、平成29年度から続いていた積み立て不足は、当初の目標より2年早く解消される。

県議の報酬と期末手当を増額するため、来年度一般会計予算の議会費に約1300万円を追加する補正予算案も発表。全額を貯金に当たる財政調整基金で賄う。同じく3月4日の本会議に提出する。