三重県は28日、先週(19―25日)の新型コロナウイルス感染状況を公表した。1医療機関あたりの新規感染者数は平均8・79人で、前週から1%の増加。4週ぶりに増加した。
県によると、1日あたりの新規感染者数は前週より10人ほど多い約560人と推計される。入院患者は前週同一曜日比102人減の219人。重症者は1人増の2人となっている。
保健所管内別の1医療機関あたり新規感染者は桑名18人▽四日市7・44人▽鈴鹿7・8人▽津6・45人▽松阪6・5人▽伊勢7・64人▽伊賀8・5人▽尾鷲4・5人▽熊野7・5人―となった。
また、25日までの1週間で報告された手足口病の患者は、1医療機関あたり前週比30%減の平均3・86人。6週連続で減少し、12週ぶりに警報レベル(5人)を下回った。
感染症対策課は新型コロナの感染者数について「若干ながら増加。7月の状況と比べると少なくはなったが、依然として多い。例年は盆明けに増える傾向があるため、今後の状況を注視したい」としている。