
【松阪】土木工事業「重建」(松阪市下村町)と百五銀行(津市岩田)は20日、三重県松阪市久保町の市立第五小学校(児童数480人)へカーテンを寄贈した。105SDGs(持続可能な開発目標)私募債を活用した。
同私募債は発行額の0・1―0・2%で、発行企業が指定する教育・福祉施設などが希望する物品を購入して寄付する仕組み。同社は1億円発行し、カーテンが傷んだ三クラスに新品をプレゼントした。
贈呈式で同社の松本滉一社長は「息子二人がお世話になった。息子も私もカーテンを破ってしまうわんぱくだったので感慨深い。物を大事にしてください。笑顔で地域を明るくしてほしい」とあいさつした。
御堂栄治校長と六年生六人が出席した。目録を受け取った児童らは「きれいなカーテンをありがとうございます。うれしい気持ちでいっぱい」と述べ、感謝状とカーテンを広げた教室の写真を贈った。