駒田さんの津軽三味線に魅了 亀山音楽協会「つどいコンサート」

【演奏を披露する駒田さん=亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで】

【亀山】亀山音楽協会(山本安夫会長)が主催する「つどいコンサート」が18日、三重県亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターであり、市民ら約90人が津軽三味線や文化箏、ピアノ演奏に魅了した。

招待演奏として、津市出身の津軽三味線奏者、駒田早代さん(25)を10年ぶりに招いた。

駒田さんは、7歳から津軽三味線を始め、15歳で津軽三味線日本一決定戦で優勝するなど、現在、東京と京都、地元三重を拠点にプロとして活動。現在放送中のNHK大河ドラマ「べらぼう」で、三味線を弾く芸者役で出演している。

ステージでは、駒田さんが15歳の時に作曲した「SOUGEN」や京都地方の民謡「宮津節」、この日のためにアレンジした「津軽じょんがら節」など5曲を演奏した。

また、同協会員に加盟する文化箏サークル「華音流」は、「人生いろいろ」や「見上げてごらん夜の星を」など8曲を、櫻井育子さんはピアノ独奏を披露した。

駒田さんは「10年ぶりに同協会のコンサートに出演しました。津軽三味線の魅力を伝えることができて、楽しく弾きました」と話していた。